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オカヤマビューティサミット – ビューティの力で応援、夜間休日相談から、シェルター、就労支援へ

岡山市でひとり親家庭のための相談事業、シェルター、同行支援、就労支援などさまざまな活動を行っているオカヤマビューティサミットを訪問し、代表の柚木幸子さんにお話をうかがいました。

6月とはいえ明るい日ざしのもと、オカヤマビューティサミットを訪ねました。
一軒家の中に入るとスタッフがLINE相談を受けたり、事務局の仕事をしていた中で、お話をうかがいました。
柚木さん自身シングルマザーとしてこの仕事をしています。

「はじまりは、岡山で起こった豪雨災害だったんです」
それまで、岡山市内で、エステサロンをしていた柚木さんは、2018年豪雨災害を契機にひとり親支援を始めました。

それ以前からエステを通じて女性のスキル支援を行い、柚木さん自身が、美容を通じて女性が元気になることを実感。またそのスキルを身につけることで自立をしてきました。

そして続くコロナ禍のときに、「ひとり親家庭の相談の現状」を伝え岡山市へ提言。始まったのが、ひとり親家庭支援へ相談事業の始まりでした。

ひとり親家庭のための夜間・休日の電話・LINE相談『さえずりホットライン

それが現在行っているひとり親家庭のための夜間・休日の電話・LINE相談『さえずりホットライン」です。

平日は夜の18時から21時までの時間帯、そして土日祝は昼間の10時から21時まで相談を受けており、相談はLINEのほうが圧倒的に多いそうです。

土日祝もお正月休みもなくご相談を受けており、毎日の夜間相談を受けているというのは頭が下がります。

そして、この相談の特徴は、そのあとに、同行支援なども行うことです。

「本業のエステサロンは対面で、お客さんが減ってきたので、こちらの相談に力を入れることができました」

さらに、自主事業としてDVや虐待相談は24時間受けているそうです。
 
常設するシェルターも見学に行ったところ、広めのお部屋で、「多子世帯、こども5人まで来たことがあります」と柚木さん。

物資支援、学習サポート

2025年度は、763世帯に物資をお届けして喜ばれたそうです。対面でのお渡しに加え、夏休み応援便は配送も行いました。

さまざまな食料品や衣類をいただき、毎月1回『もったいないマーケット』を開催し、大人にもこどもにも喜ばれているそうです。

そして、月2回中学生を対象にした学習サポート『寺子屋結』、さらに、若年女性への声かけとして『街パト事業』も行っています。

これだけの多彩な支援を行っている柚木さんの話し方はいつも淡々としていて落ち着いています。

ときにはDVや虐待のケースにも出会うことがあるそうですが、しっかりと受け止め、同行したり、シェルターに入ってもらったりをしているそうです。

「それはわたしの弱みかも。ほんとうは心臓バクバクしていることもあるんです」。

でもそれは強みでもあるのでしょう。いろいろなことがあっても、柚木さんならやってもらえるだろう、と信頼できるのでしょう。

スタッフは7人。児童養護の現場にいたスタッフもいて、心強い限りです。
相談事業で忙しいときに交代しながらJSPFの講習に出席し学んでいるスタッフには頭が下がります。
統括には事務局長の佐々木さんがしっかり者として存在しています。

ビューティサミットが8年でここまで成長してきたのには、岡山での立役者が2人いるからだとか。
ひとりは岡山市でこの『さえずりホットライン』を立ち上げたという市役所のTさん。豪雨災害以降の相談事業を行っているのをみて、このビューティサミットさんの提言も形にされたのだと思われます。

もうひとりは、岡山のNPOセンターの I さんという人。休眠預金制度を使って、居場所と事務所を兼ねた一軒家を買うときに資金調達をサポートし、そのうえ、さまざまなNPO運営の相談を受けてきてくれたそうです。

2026年度からは、さらにビューティサミットは、休眠預金を使ったグラミンバンクの事業に手をあげて、シングルマザーの就労支援として美容とデジタル訓練を受けるサリエモデルを開催中で、このために、古い社員寮を借りて、ママたちの就労を応援しています。

JSPFには2023年から参加しているオカヤマビューティサミット。
柚木さんの思いを語ってもらいました。長文ですがご紹介します。

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「JSPFに参加して、最初はみんな明るくてびっくりしました。きっとこどもの為にお母さんのサポートには、当団体の理念の一つでもある『笑顔』でいることで、助け合ったり泣きあったり笑いあったりできる組織だと感じました。

そして、やはりひとり親の方の声を見過ごさない姿勢には頭が下がります。それらを一つひとつ政策提言し、現状を国に伝える。決して簡単ではない事ですが、全国にいる仲間同士で手を取り合って、目的を果たす。

私も仲間に入れてもらい、皆さんと会話する中で安心を覚えました。

おかげ様で韓国での視察旅行中パニックになった私は、遠慮なく「苦しい」と伝えることが出来ました。みんな受け止めてくれ、最後までフォローしてもらったことは、これまでの人生で大きな転機でした。

私も相談員のひとりとして、人として「ひとり親の方をひとりにしない」活動をしていきたいと思います。

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ひとり親の状況、シングルマザーの状況は厳しいけれど、ここにきたら相談できるという場所があるのはどれだけ岡山のママとこどもたちにとって心強いことでしょう!しかも同行支援まで!
「各地にこんな団体があってほしい!」と心から思いました。