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ひとり親家庭支援者養成講座(全5回)を開催しました

 ひとり親家庭支援者養成講座を2025年1月9日~3月6日まで、全5回にわたって開催しました。

 各回 オンライン 50人弱、見逃し視聴15~16人、のべ316人が講座に参加しました。

【スケジュール

● 1月9日(木) こども家庭庁からのひとり親家庭支援についての行政説明
          ひとり親家庭の現状と支援制度  講師:赤石千衣子


●1月23日(木) ひとり親家庭のライフプランと教育費  

          講師:平井 照枝 

●2月6日(木) ひとり親になる前後の法律知識 
          講師:折井 純 弁護士

●2月20日(木) DV被害と女性への暴力 
          講師:種部 恭子さん(富山・産婦人科医)

● 3月6日(木) こどもの人権とひとり親家庭支援 
          講師:森田明美先生(東洋大学名誉教授)

どの講座も、ひとり親家庭支援を行う上で必須の内容であり、熱い講座を熱心に受講していました。

終了後のアンケートでは、

「相談員として働いていますが、ひとり親家庭をめぐる現状等について普段の業務の中では振返ったり整理する時間はあまりとれないため、今日、お話をお聞きして勉強になりました。ありがとうございました」

「ここまでしっかりと支援者に必要なことを学べる講座は他にない」

「現場の活動者に不足している専門知識を学ぶことが出来た」

「支援が正しい方向性なのか心配でしたが、いろんな事例や考え方を知る方ができ、とても良かった」

など内容の充実度と支援者として役立てていける内容であると受け止められていました。

また見逃し視聴や2週間に一回の開催についても好意的でした。

「忙しくて学びたくても、一人では挫折してしまう。2週間に一回、新しい知見を知ることができたのがよかった。2週間ごとだったので、情報過多になりすぎず、学んだことを復習できる時間があってよかった」

受講者は、ひとり親家庭サポート団体全国協議会の加盟団体のスタッフが研修として受講するとともに、地方議員、母子父子自立支援員、そのほかの現場の支援者など多様な参加者が参加し、ブレイクアウトルームを活用して受講後の意見交換の機会もあり、多くの内容を受け止めて消化する時間となっていたようでした。

全講座受講者は30名前後で、簡単なチェックテストも行い、学びの機会を有効に使ってもらえるようにし、最後に受講者には修了証をお送りしました。

こうしたまとまった研修講座がなかなかないため、今後もこうした講座の開催が望まれています。
2025年12月からは、新たな養成講座を開催する予定です。