活動内容
ACTIVITIES
ひとり親家庭サポート団体全国協議会とは
日本のひとり親家庭は約135万世帯(2021年全国ひとり親世帯等調査結果)であり、離婚、あるいは未婚での出産によるひとり親家庭の比率が増えてきました。その相対的貧困率は48.1%と先進国の中でも非常に高く、経済的な問題のみならず、就労、生活、子育て、教育、そして社会からの偏見などさまざまな困難に直面していることが指摘されています。また仕事と子育ての両立の大変さがあり、子育ての時間もなかなかとれず、こどもたちにもさまざまなしわ寄せが来ています。しかし、ひとり親とこどもたちの声は社会に届きにくく、社会的支援も不足している状況です。
わたしたちは、ひとり親家庭をサポートしている全国の団体が力を合わせてこの問題にとりくむ「特定非営利活動法人ひとり親家庭サポート団体全国協議会」(2025年 5月現在 35団体加盟)です。
この協議会は、ひとり親とこどもたちの声を大切にして、交流や支援を行っている全国の団体へ、情報提供、活動支援等を行いながら、ひとり親とこどもたちが生きやすい社会の実現を目指しています。
団体支援
ひとり親家庭の支援をする団体への活動支援・連携等を行います

目的
ひとり親家庭の支援団体が各都道府県にあり、ひとり親家庭がどこにいても相談支援を受けられるようにするために、既存の団体とつながり、あるいは支援団体を立ち上げを応援し、また加盟団体がよりパワフルに支援が行えるように基盤強化支援を行います。
実施内容
- 新規加入 全国協議会への加盟を働き掛けます
- 加盟団体の基盤強化を行います
- 支援団体の個別の相談を受けます
- 団体が研修を受けられるようチャレンジプログラムを計画し実行します
- 団体が活動に必要な資金を得ていき、スタッフやボランティアなどが増えて、よりよい支援ができるようにサポートします。
調査・政策提言
ひとり親家庭の声はまだまだ社会に届いていません。ひとり親と子どもたちへの調査を行い、また、支援制度や自治体への調査を行っていきます。
またその声をいかして、国や都道府県、自治体に届けていきます。
毎年、ひとり親家庭サポート団体全国協議会が行っていく行動計画・政策提言の文書を発表いたします。
2024年度
- 夏の就労生活調査をしんぐるまざあず・ふぉーらむと合同で行いました。
- ひとり親家庭日常生活支援事業について、こども福祉研究所の協力を得て実施いたしました。
人材育成
ひとり親家庭の支援に関する人材育成等の事業
団体内の担い手育成を行うとともに、担い手による団体立ち上げのきっかけをつくります。
実施内容
- ひとり親家庭支援者養成講座を計画、開催します。また受講修了者が加盟団体で活躍していただけるよう、ご紹介いたします。
- 加盟団体のリーダー・スタッフの相談対応、資金調達、事務局運営、等々のスキル向上のためのセミナーの計画、開催します。
ご支援・ご協力のお願い
わたしたちの活動は、企業や個人の方からのご寄付によって支えられております。
ぜひご寄付にご協力ください
新規加入のお誘い
ひとり親家庭の支援をしている団体はぜひ仲間になって一緒に活動しましょう